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森田銀杏氏の「イロハ字詰(48図)比較」より [詰将棋]

森田銀杏氏が「門脇芳雄作・曲詰百歌仙」で発表した「イロハ字詰(48図)比較」には、その後も岡田敏氏・服部彰夫氏が自身の作品を加えて来た。
以下に引用し、慣例的に田原作を追加した。

作者  ・平均詰手数・盤駒数・詰上駒・不動駒・発表年

丸山正為・23.1   ・18.0 ・10.4 ・4.7 ・昭02.09
門脇芳雄・20.8   ・16.1 ・10.1 ・3.5 ・昭31.01
田中 至・19.8   ・15.9 ・09.9 ・3.5 ・昭44.05
伊藤路歩・16.3   ・14.4 ・10.1 ・4.7 ・昭57.02
岡田 敏・20.0   ・15.7 ・09.7 ・4.1 ・平05.09
服部彰夫・25.8   ・17.9 ・09.4 ・4.1 ・平17.07
田原 宏・12.9   ・12.1 ・09.4 ・4.9 ・平30.10


田原作は9手以上の設定の短篇シリーズで12.9手は順当だ、短篇は不動駒(4.9)が増えるのでそれを抑えようとすると、盤駒数(12.1)が少なくなる。
服部作は平均詰手数(25.8)の最長を達成して、同時に(盤駒数(17.9)-詰上駒(9.4))最大ともなった。
門脇作と田中作は似た数字で岡田作も近い。
丸山作は、あぶり出し図と初形象形を共に作り、それが同じデザインが特徴だ。
従って、あぶり出し図の詰上駒(10.4)が、初形象形の盤駒数と同じになる。
中央での少ない盤駒数の作図は難しく、それを多く設定した結果で、あぶり出し図の詰上駒が増えたと思う。

伊藤路歩作は短篇シリーズの属し、数字的にも中編のシリーズとやや異なる。
「詰将棋パラダイス1982.02」に一挙出題されて、1982.07-10に結果発表された。
創作留意点として作者から下記が述べられている
「・詰め上がり盤面中央(3局は1間ずらした)
・その他条件なし
・飾り駒や自陣成駒は排除できなかった(数局)
・詰上がり絶対性も数局ない」

以下に、柿木将棋の見つけた不完全を含めて、紹介して行く。
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伊藤路歩作「新イロハ歌詰・第1番」・「イ」
44角・43玉・55桂・54玉・65角・64玉・75銀・同金・83角成・66金・53角成・同玉・43香成・64玉・44飛・54桂合・同飛・同玉・45金・64玉・56桂・同金・54金・同玉・65馬 まで25手詰
後半手順は若島正作との追突となっているが事情は不明。
itour_01.jpg
詰上り図
itour_01e.jpg
伊藤路歩作「新イロハ歌詰・第2番」・「ロ」
33銀・43玉・53角成・同玉・45桂・64玉・53銀・55玉・56歩・同銀・44銀右不成・同桂・64銀・同玉・46馬・同桂(あ)・54金 まで17手詰
(あ)55合で形崩れだ、同桂が自然だろう。
玉方・76歩は飾り駒だろう。
itour_02.jpg
詰上り図
itour_02e.jpg

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第939番は陣形図式、5手目から15手目が出発素材だが、まとめ切れなかった。

第944番は、盤面が歩図式。
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第944番と歩の舞・21手詰
2807_1.jpg

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2019/07/18 の作意(スクロール)

第939番:落城の舞:31手
71飛成・同金・73と・同桂・94桂・同歩・93銀・同香・92金・同玉・84桂・同歩・83銀・同玉・74角成・72玉・83金・63玉・73金・51玉・41金・61玉・62歩・同金・同金・同玉・63歩・71玉・83桂・82玉・73金・92玉・91桂成・同玉・92歩・81玉・82歩・71玉・62歩成 まで39手



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